昔、バンダイ総務人事部で三社祭の時に御近所さんを招待して縁日のイベントを開催した。
その時にたこ焼きの担当をした。
この時、冷凍の揚げたこ焼きを初めて知った。
1日目は問題無かったが
2日目のたこ焼きの食感が明らかに違う。
小麦粉ではないのだ。
モチモチとして弾力がありまるでタコ入り団子だった。
きっと使用する粉を間違えたのだろう。粉だけでこんなに別物になるんだ。粉について少しだけ勉強する機会を得た。
無料で配られる1皿3個入りのたこ焼きに文句を言う人もなくイベントは終了したが何時文句を言われるかと内心ヒヤヒヤだった。
何故、その事を思い出したのかと言うと
ハナマサのチキンナゲットの食感がその時のたこ焼き団子そのものだったからだ。
形は一つ一つ無造作に違う形に不自然に整形されている。
ローソンストア100のチキンナゲットは同じ形に整形され、食感も味も香りも普通の鶏肉なのに比べ
ハナマサのチキンナゲットは見た目は無造作に一口大にちぎってあり、表面には胡椒らしきものが付着しているが胡椒の香りはしない。
原材料を見ると鶏皮、トウモロコシ粉、タピオカ粉等々、やはり、鶏肉のエキスを混ぜたコーンスターチ団子だった。
「とうもろこし粉」と書けば
子供達が大好きなとうもろこしの粉だからコーンポタージュの香りがして美味しいに決まってると思うかもしれないが
コーンスターチはとうもろこしの茎からヒゲ、皮、芯、つまり、丸ごと粉砕して粉にしたものを原料とするからそれほど黄色いとうもろこしの食べるところの食感や香りはしない。
食べられない事は無いし、繊維質も豊富で身体に悪くはないが、
整形しやすく梱包材等に使う事も出来る安い素材なのだ。
チキンナゲットなのにトマトケチャップに合わない。
食感が鳥ではない。
鶏皮は鳥の香りはしない。
500g食べきるのは厳しい。
口コミを見ると
「普通に美味しい」
とか
「子供達が喜んで食べてます」
と言うありきたりなものばかり
否定的なものは掲載していないのかな?
今日は醤油を掛けてみたらし団子風にしてみた。
食べても死にはしないだろう( ´∀`)
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