「欲がねえな」
社長になる時に理想を語った。
一般の基準を知らずにずっと一人で考えていた事だ。
年齢給
社員には平等に給料を支払いたい。
20歳には20万円
30歳には30万円
つまり、全社員毎年1万円ずつ昇給する。
その年、36歳量販本部長だった僕の給料の額面は33万円ちょい
他の部長連中は50万円貰っていたのに入社以来の年次昇給に役職手当が付いただけだった。
一人一人に向き合って考えたい。
年次給となると中卒、高卒、短大卒、4大卒の差が無くなってしまう。
そこは能力給をつければ良い。
最低基準をそうしたいと言う事だ。
その為に思いやりと優しさを持って利益を追及したい。
利益を追及する事が最大の目的であり欲望だ。
全体の事を言っているのに個人の欲望を求める古い考えは金に染められた思考に過ぎない。
皆で良い給料を貰って幸せになるために皆で稼ごう。
会社はそう欲している。
1+1=2
簡単な話が解らないのは残念だった。
36万と言うと
「もっと」
と言うので
「じゃあ、50万円」
と言うと現場を知らない相談役はそれ以上を求めなかった。
こんな大切なところで相談役の知力を試す事は無かった。
「50万円」と言えば
「それは部長クラスの給料だろう。もっと」
と来るはずだった。
今日の御弁当は目玉焼き2つ
1つにしなかったのは元社長のプライド
金胡麻と海苔もそう
結婚するまで目玉焼きだけの弁当なんて食べた事がない。
貧乏の象徴だ。
貧乏の象徴はドカベンの日の丸弁当じゃないのかと思うだろうが
今は梅干しより卵の方が安いのだ( ´∀`)
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