43:過ぎ去りし日のサンタクロース

過ぎ去りし日のサンタクロース
クリスマスの夜は更けて

人々は師走の雑踏に戻り

家族の暖かい日を葬る

楽しかったクリスマスパーティーの夜は

プレゼントに夢中になる

子供達の無言の夜に

葬り去られた

チキン    ケーキ    ツリー

今は昔の世界にさようなら

今日は何でも無い26日

チキンに代わって主役の座に

躍り出たのはフィッシュ

よくセブンイレブンののり弁に

載っている木の葉の形の

白身魚のフライだ

それにちくわの磯辺揚げ

目玉焼きの付け合わせ

ソースを白身魚のフライにかけ

全体にマヨネーズをくるくるり

クリスマスの次の日の御弁当の

出来上がり

DSC_2238.JPG

ちなみに26と書いて二郎と

読むと思っていた時期が長かった

今は260と書く事にした

26は「つとむ」に譲ったのだ

「2」=「ツー」と「6」=「む」

みんな自分の名前を数字に

置き換える人は多いようで

この話をしたら

「俺、11!」

「何で?」

「順一だからじゅういち!」

「ん」と「う」の差に

多少の問題は感じるが

勢いで言って来たのには

訳があるのだろう

なかなかうまいな

と思って笑えたのは事実( ´∀`)




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