21:悪夢の講習会

悪夢の講習会だった
今日は御弁当も無いのでそれについて一筆
誰でも受かると言われている

予備講習会付の実施試験に落ちた

合格率は80%

試験終了後に思い返しても

落ちた理由が見付からないと言う

人生最悪の事態であった

ひとつだけ

「まさか  これじゃないよなす

と言う事態はあった

実技試験の徒手「突き放し」と言う場面

この実技は相手が襟を掴みに来るのを払い

払われた相手は右足を大きく引いて仰け反る

そこに右足を踏み込んで顎を狙って掌で打つ

振りをするもの

相手はガタイの良い兄ちゃん

俺が右足を引いて仰け反ると

有り得ないことに右足で俺の左足を踏みやがった

更に有り得ないことに

華丸大吉の大吉に似た試験管が「足を引いて」と怒鳴ってきた

どう考えても引く足はないから

何言ってんだこの野郎って顔で試験管を睨み付けると

足を踏んだ兄ちゃんが「すみません」と謝ってきた

徒手の試験の最後の項目は終わった

あの糞馬鹿野郎の試験管の顔が忘れられないでいた

大吉


あれから6ヶ月後の再講習


合格率50%の再試験

合格率80%の試験に落ちた逆精鋭達

俺もその仲間か…

一番点数の比重は低いがメインとも言える

動きと文言が多い群衆規制の試験

ここまでの実技試験の2項目はノーミス

この項目も動きも文言も完璧に訓練してきた

試験管とマンツーマンの試験形式

試験直前の扉の前で待っていると

後ろのちび黒オヤジが案内の試験管に

「前回、これで駄目だったんですよ」

と楽しげに話している

ちょいボケなのか

同じ事を何度も言っている

さすが逆精鋭だけのことはある

俺は何故かその事を気にしないように

自分に言い聞かせた

動きも文言も完璧に訓練してきた

にもかかわらずちび黒オヤジの言葉が

気になった

4名同時進行の実技試験

焦らなければ他の受験者の言葉が

ヒントになる

動きも文言も完璧に訓練してきた

試験会場の錆び付いた鉄扉を開け中に入る

会場に入ると全体を仕切る

前歯の無いだぶついた派手な縦縞の

ダブルのスーツを着た

ロマンスグレーのオールバックに

ちょび髭のやくざ風の校長先生的な

試験管の前歯の無い声が響き渡る

「や~すめ!」

その声を聞いて目の前の試験管が

イラついた口調で小声で怒鳴るように

「ほら、休めだ休め」と急かす声

「何だこいつ今来て直ぐ動けるかアホ」

と思いながら顔を上げて

試験管と顔を合わせる

大吉

あーーーーーーー

動きは完璧に出来たが文言の一部は

余計なセリフが入ってしまった


そして


前回    気になった徒手の試験

試験管が軽く握れと教えられているところを

「強めに握って下さい」と言う

まあ    簡単に外れない程度にと言う事だろう

相手は堅物そうな叔父さん

完全に緊張で目が行っちゃってる

て言うより歳取って間接が直角

でも    俺が先にやって見せれば

やり易いようにしてくるだろうと思った

嫌な予感は的中した

ド緊張オヤジはガッツリ握ってきた

離脱技で掛けたら離す程度に握るところを

本気で握るもんだからこっちが動けなくなる

こっちも力一杯外すと自分が

よろけてしまった

そんなこんなで

再試験もあぶねーな( ´∀`)

秋葉原を歩いていると

「カレーは飲みもの」の看板が変わっていた

DSC_2106.JPG

「なぜ、蕎麦にラー油を入れるのか」

え?何?俺は入れないよ

たとえ    そこにラー油があってもね

┐('~`;)┌

これに落ちたら

この職業は向かないって事確定(^^)d







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