558:星が綺麗な朝弁当

星が綺麗な朝は 冷たい夜風が身に染みる。 夜と朝の狭間で仕事に出掛ける。 30分遅くても間に合うけど この時間が良い。 誰にも会わなくて済むから 誰にも挨拶しなくて済むから アル中の営業マンの高橋さんが部長に呼ばれていた時に先輩社員が俺に言った。 「高橋さんはもう、普通の人の一生分の酒を飲んじゃってるからやめた方が良いって言えるよな。」 長年営業をやって来た俺は普通の人の一生分…

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