366レデイファースト弁当

台湾のアンバサダーホテルでエレベーターを降りようとした僕を止めた。 彼は立教大学出身のお坊っちゃま さも、自分が勝ち誇ったように言った。「濱田君、海外ではレデイファーストじゃなきゃ」と笑った。 そんな当たり前の事も知らないの?とでも言いたげな顔付きに見えた。 レデイファースト 軍事国家の当たり前が世界中にはびこっている。 軍事国家では何時、何が起こるか解らない。 男性は大切な戦闘員…

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365:底冷え弁当

駅までの道 今朝は特別に寒い。 いつもはダウンの下にワイシャツ1枚で何とも無いが今朝は脇の下辺りから寒さが伝わってくる。 早く駅に着かなきゃ凍えてしまう。 目の前をマーブル柄の子犬のボクサー犬を連れた老夫婦が引っ張られるように歩いている。 先の信号が青なので老夫婦を駆け抜ける。 まだ、真っ暗な朝方皆は寝ているだろう。犬が吠えないかと言う危惧は懸念に終わった。 スマホを操作する手が霜…

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364:今日も今日とて弁当

いつも昼飯を食べた後に空腹感を覚える。 そして、眼に浮かぶのが浜松町での見本市の搬入に行く前に高橋一朗君と食べた築地の秋刀魚定食だ。 彼は浅草の鞄屋の倅で人をたてるのが上手かった。 この日も食事を終わろうとすると僕の骨だけになった秋刀魚を見て「魚を食べるのが上手いッスね。僕は秋刀魚の内臓を、食べた事が無いんすよ。なんか、怖くて」と言うので「苦いかも知れないけど旨いから食べてごらんよ。」と言…

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